宮古島視察
みなさん、こんにちは
ここ水俣では、最近、梅の花があちらこちらで咲きはじめ、春の気配を感じてわくわくしています
今回は、1月18~20日に管理人も参加した、「宮古島エコハウス視察」の報告をさせていただきます
1月18日
那覇空港で飛行機を乗換え、宮古島空港に降り立ったのですが、
イメージしていた沖縄の暖かさはなく、曇りということもあって想像以上に寒い印象でした
あとで現地の方に聞いたところ、沖縄でも珍しい寒さだったそうです
それでも、空港にはイメージ通りのきれいなブーゲンビリアが迎えていてくれました
まず初めに、宮古島市役所へ向かいました
宮古島市は、水俣市と同じように環境首都に認定されていて、
エコアイランド宮古島として島国の特性を活かし、低酸素社会システム構築に向けたエネルギー開発・利用が進められています
島の大部分を占めるさとうきびを原料とした、バイオエタノールガソリンで走る車もあるそうです
驚きでした
宮古島市役所からは、海も眺めることができました
その後、宮古島市街地型エコハウスを見学に行きました
宮古島には、市街地型エコハウスと郊外型エコハウスの二つがあるんです
今回は、設計者でもある伊志嶺敏子さんにもお越しいただき、宮古島エコハウスの説明をしていただきました
宮古島は海に囲まれた隆起サンゴ礁の島で、山がほとんど無く台風が多い、高温多湿な気候です
ここでの一番大きな課題は、台風や暴風、強い日差しを遮り、暑い夏にいかに涼しく過ごせるかという矛盾した二つの条件を満たす家づくりを目指すことです
市街地型エコハウスの特徴は、外観はコンクリートで中は木造になっており、
奥行きのある造りで、狭い土地ながらも開放的に感じられました
そして、花ブロックという緩衝帯で台風の風を弱め、夏は涼しい風が通りやすいように工夫されていました
花ブロックは防犯面にも対応し、
夏季には窓を開放したまま出かけることが出来るという役割も果たしています
また、窓が多く地窓と掃出し窓などで
湿気が溜まらないような造りになっていました
次に、郊外型エコハウスに移動
郊外型エコハウスの特徴は、 赤瓦のコンクリート+木造の伝統的な造りで、
農家の二世帯住宅として建てられていました
母屋と離れを作ることで、半戸外空間を充実させ南の島の生活スタイルに合わせた造りになっていました
共有スペースも広くとっていたので、自然と人が集まりやすい雰囲気を感じました
宿泊施設としても開放しているそうで、予約でいっぱいだそうです
市街地型と同じく、室内に多くの窓が設けられていました
宮古島エコハウスを見学して、
高温多湿という同じ気候条件で、いかに涼しく暮らすか、そのために自然の風を最大限に取り入れていること
先人の知恵を借りながら、自然と共存する生活を目指すこと
この二つが、特にこの水俣エコハウスと共通していると感じました
みなさんも、宮古島に行く機会があれば、ぜひ宮古島エコハウスにも足を運んで見て下さい
(※ここは、かたあきの里です。)
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コメント
こんにちは。いつもお世話になっております。
宮古島視察、行かれた方から、実り多かったと
聞きました。宮古島のエコハウスも素敵ですね。
それから、今頃の御礼で恐縮ですが、リンク貼って
くださって恐縮です。ありがとうございます。
また寄らせてください。
投稿: Paddy Field | 2013年2月25日 (月) 22時11分
水俣エコハウスです。
投稿ありがとうございました!
削除されてない状態になりましたでしょうか?
ご迷惑おかけして申し訳ございませんでした。
投稿: | 2013年2月26日 (火) 12時12分
ありがとうございます。
確認いたしました。
結果、同じ内容のコメントが2通投稿されていますので、
どちらか削除していただいてもよろしいでしょうか?
何度もお手数おかけしてすみません。
よろしくお願い申し上げます。
投稿: Paddy Field | 2013年2月27日 (水) 15時01分