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2014年3月11日 (火)

続・管理人Kの建もの探訪 後篇

いよいよリビング…といきたいところですが、
その前に2階部分をご紹介します♪

階段はスリット式にすることで開放的な視覚、
2階部分が通常よりも低いため、緩やかな高さになっています。

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階段横は1階との吹き抜けになっています。

Dsc01798

2階は二部屋+ロフト、納戸があります。
階段をあがって正面の部屋は古建具を使った収納があり…。

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その上にロフトがあります。
…が!なんということでしょう…!漆喰が丸見え…ッ!?

これは普段見えない施工風景を見せるためにわざとこのようにしているそうです。
(梯子がないのと管理人Kが小柄なため詳細に撮れず…)

Dsc01808

そしてこの部屋の隣には納戸があります。
こちらも全面に杉板は貼らず、不織布に鉋屑を詰めた断熱材が見えます。

Dsc01805

階段を上がって右手の部屋は通気性を考慮し建具がすだれ戸になっています。
水俣エコハウス2階の子ども部屋にある押入れも通気性を考慮した、
セイタカアワダチソウの茎を乾燥させて編んだ造作建具です。

Dsc01800

さて!最後はリビングです。

Dsc01777

日当たりの良い南側はL字型の開放的な大きな窓。

Dsc01782

ちなみにL字型の窓からリビングを見渡すとこんな感じです。

Dsc01785

ストーブは薪・ペレット兼用のものです。
しかし両方燃やすことはできず、使う際はどちらか一方を使用しなければいけないそうです。
ストーブの周囲はいぶしレンガを使用しています。

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L字型の窓から縁側に出てみます。日当たりがよくて気持ちがいい♪
南側は格子状の網戸(※雨戸はありません)。

Dsc01815

西側は西日を遮るため、ガラリ雨戸になっています。

あれっ?煙突の下にあるタライが気になりません…?
実は煙突部分には瓦が葺くことができないため、樋がありません。
デッキに雨水がそのまま流れるのを防ぐため、タライを置いているそうです。

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お風呂場から見える窓は外側から見るとこんな感じです。

Dsc01820

【古川邸見どころまとめ】
・床材は1階、2階共杉の無垢板
・低気密、断熱仕様の家
・断熱材は床と天井が杉、桧のかんな屑、壁は30mmの羊毛ウール
・障子紙はいぐさ紙と水俣の楮紙を使用
・床下の防蟻工事はせず(通気性が良いため白蟻がきにくい)
・24時間換気扇は未設置
・風が家中を通り抜けるため、夏場でもエアコンを使用しなくても過ごせる
・家の耐久性は60年、石油製品の耐久性は30年ほどと考える
・構造は木組み、金物は使用せず
・価格は2500万円(実験的要素含め)


いかがでしたか?
実験的要素が多いのは今後の家づくりに関して生かせる部分、生かせない部分を知る為なのだそうです。
こうやって伝統構法は時代に合わせて進化していくのだなぁと素人ながら思いました。

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