« 春ですね♪ | トップページ | 平成26年度建築研究所すまいづくり表彰 »

2015年4月 8日 (水)

歳時記で見るエコハウス(1)

エコハウスにお連れした知り合いの方に、

「ここでは俳句がつくり放題だね」と言われ、

そんな目で見たことがなかった管理人は、歳時記を持参して改めて眺めてみると・・・

ありました、ありました、

歳時記に載っている句とピッタリのエコハウスの情景が―

Cimg6612

「中空にとまらんとする落下かな」-中村汀女(熊本出身の俳人ですね)

季語の「落下」は、桜の花が舞い散るさまや散り敷いた花びらをいうそうです。

エコハウスの側に立つ桜の木の周りは、今落下で染まっています。

Cimg6613

「藤の房吹かるるほどになりにけり」-三橋鷹女

季語は「藤」。

冬に剪定をして少なくなった枝から、藤の房が垂れ始め、風に吹かれるほどになりました。

Cimg6616

「あを空や楓そよげば花がある」-伊藤東吉

季語は「楓(かえで)の花」。

楓類は新緑の開きかかる頃、暗紅色の小さな花をひっそりと咲かせます。

美しい新緑が風であおられるのを見上げると、赤い花がちらちらと揺れていました。

ここで管理人も拙い一句を…

「曇天にひびく足音 春の子ら」

曇りの日が続くなか、2階で窓拭きをしていると、外で元気に遊ぶ子どもたちの足音が周りに響きます。

春の妖精の子らがみ空で遊びまわり、その賑わいが曇天に吸い込まれていくような叙景が思われました。

このようにしてエコハウスを見てみると、新しい発見に楽しくなりました。

人だけでなく草木なども含めた、周囲にひらかれ繋がる空間として建てられた、水俣エコハウスの味わい方だと思います。

皆さんも、日々の暮らしをとりまく何気ないものとの出会いに、心を寄せてみてくださいね。

|

« 春ですね♪ | トップページ | 平成26年度建築研究所すまいづくり表彰 »

エコハウス歳時記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1381430/59570215

この記事へのトラックバック一覧です: 歳時記で見るエコハウス(1):

« 春ですね♪ | トップページ | 平成26年度建築研究所すまいづくり表彰 »