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2015年7月30日 (木)

梅干し作り③~土用干し~

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台風12号も過ぎて、遂に梅雨明け、快晴です!

5月末に塩漬けした梅、梅酢の中にずっと漬かっていましたが、

今日ザルに干しました。

その前に…

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ご近所の方に苗をわけていただき植えていた赤シソも、何とか間に合い成長してくれました。

7月中旬、持参分と足して、塩でもみもみ。アクを捨てて、梅酢を加えると、

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鮮やかな赤紫が美しいです。

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こういう状態だったところへ、揉んだ赤シソと汁を加えました。

それからどうなったでしょう、今日見てみると、

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おお!梅干しっぽい!(笑)

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濡れ縁は、干し柿や梅干しなど、保存食作りの風景が似合いますね。

ザルに干して、(すでに美味しそう…)

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今日から三日間、お日様の力を借りて、おいしい梅干し作りのための、最後の工程です。

今後のイベント時などで、手作りの梅干入りおにぎりを「どうぞ」と振舞えそうでうれしいです。

というのも、先日、有機野菜を作られてる農家の方にお話しを聞き、印象に残ったことがあったからです。

就農時は他と変わらない「普通」のやり方で始めたそうです。

ところが、農薬を毎日のようにかけるので、作り手は自分たちでは食べないし、自分が作ったものを「どうぞ、食べてみてください」と言えない。そのことに疑問を感じ、今は農薬を使わず、土づくりから取り組み、とっても味の濃い美味しい野菜を作っておられます。

何より、畑を見に来た人に、その場で採って「どうぞ」と食べてもらえる。

そんな当たり前のことが現状の農業ではできないような状態が、「普通」の作り方になっているそうです。

市場や消費者、世の中の大きな流れの中では、そのやり方を変えることは「生き方を変える」くらいの大変なことだと言われたのが印象に残りました。

それでも、自分がやっていることに疑問を感じながら生きるのではなく、美味しいものや安心なものを望んでいる人、一緒にやっていこうと切磋琢磨する仲間と助け合い、

楽しそうに自然体で野菜たちを愛でている姿に、私まで元気をもらいました。

水俣エコハウスも、今は少数派の家だと思います。

同じような家を建てる人がたくさん増える、ということはすぐには起きないと思います。

それでも、しっかりと地に根差した長い目で、未来にツケを回さないような住まいと住まい方を提案する場がこの世の中に「在ること」が大事なんだと最近思います。

梅干つくりも初めてのことでしたが、暮らしの知恵や技や記憶は、やってみないと身につかないことばかり。

買えば何でもある今、こういうことに取り組むのは「梅干し」という「物」を手に入れるためというより、自然とともに「生きる力」を回復し、身につけるためだと思います。

地味なことのようですが、水俣エコハウスでも自分の暮らしのなかでも、重ねていきたいと思っています。

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