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2016年6月28日 (火)

建具屋さん訪問記 

 
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7月発行の「水俣エコハウス通信④」で紹介するため、水俣エコハウスの建具を手掛けた古田建具店を訪ねました。
 
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仕事場では親子二代で働く姿が。
「仕事を続けるのが元気の源」というお父さんは、83歳だそうです!
 
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水俣エコハウスで来館者を驚かせるのが、この南側の大開口部の建具。
木製の雨戸、ガラス戸、格子網戸、障子と4重の建具が、その時々の環境や季節に合わせて、エアコンなしで暮らすことを可能にしています。
 
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機能だけではない、こまやかな美しさと木のあたたかみにも心ひかれます。
 
でもそのお仕事は「建具職人泣かせ」だったそう。  
というのも、水俣エコハウスの建具は伝統と新しいものが融合していて、
図面を渡されたとき、「どうやって作るんだろう」と思われたそうです。
設計士の方にも「初めてです」と言われたとか(笑)
どうやって作るか、その作り方は誰も教えてくれません。
経験と工夫で自分で考えなければならない。
まさに職人!
 
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これは玄関扉の模型、
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実際に組んで見せながら、1つ1つ、とても丁寧に説明してくださいました。
こうして材を組んでから、最後にガラスを上から滑りこませているのですね!細かい!
 
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こちら二階の客間の建具。大正、昭和風のモダンなデザインが人気です。
 
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雨ばかりの最近ですが、雨の時に登場するのが、この「ガラリ雨戸」。
陽光や雨は防ぎつつ、斜めに羽板を差して隙間を作るため(下の写真)、風は通る「ガラリ戸」。
「よろい戸」とも言いますね。
 
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エコハウスのには内側に網も張ってあるから、虫も入ってこない優れもの〇
「ガラリ戸というのは昔からあるけど、それに網戸が付いてる(設計)のは初めてだった」と古田さん。
そうなんだ!これは声を大にして来館者にアピール、説明せねば!(笑)
 
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これは、現在制作中の個人宅の木製の網戸だそうです。
 
住み手が自分で網を交換できるよう、サッシ網戸と同じ作りの金属枠を取り付けてあります。
木製の建具も見直されてきていて、大きな会社が奈良県などにあるそう。
そこから個人の建具屋さんにも部品を分けてもらえるようになり、こういう製品が可能になったそうです。
 
「エコハウスの建具の網は、簡単に取り替えられないのが気になって・・・
自分で手入れしながら永く使う、というのがやっぱり大事だからね。
これに格子を入れたら、網が取り替え可能な格子網戸もできるね!」
と嬉しそうな古田さん。
 
木製建具も時代に合わせて日々改良され、使われ続けていくのを目の当たりにし、嬉しかったです。
(おっと、スペースがなくなったので、一旦アップします^^)
 
 

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