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2017年2月 8日 (水)

棟梁と、手すり作りに挑戦!(後篇)

2回で終わると思っていた手すり作りの報告も3度目、もうしばらくお付き合いください^^;
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水俣エコハウスに帰ってきました!
始めに作っておいた「けん竿」を用いて、柱に取り付け位置を印しました。
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どひゃ~ まさかエコハウスに穴をあけることになろうとは!!!(笑)
責任重大! いけ~
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ドリルで大まかな穴をあけたら、田口さんが鑿(のみ)できっちり仕上げていかれます。
見ていると、でこぼこがさがさだった穴の中の面が、ずばっと狂いなく撃ち込まれる鑿で、あっという間にきれいに仕上がっていくのです。
かっこいい~(゚m゚*)
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「簡単そうに見えることほど、難しい」と、「やってみないとわからない」というのが今回の一番の実感です!
なんでもやらせてくださり、その都度丁寧に教えてくださる田口さんにはもう感謝、感謝です。
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私の好きな1枚(笑)
鑿の並ぶ道具箱も素敵ですね!
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これは汚れやすい手すりに、桐の油を塗っているところです。
木のクワの油なのでなめても大丈夫、体にやさしいものです。
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さて、穴のほうはどうでしょう?
こうやって、深さや穴の中の面が垂直かなどを確認しながら、仕上げていきました。
ちなみに、この穴の深さは3.5センチです。
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すこ~し、まだ隙間がありますね。
家という大きなものを造る大工さんの仕事は、正直もっとざっと?してていいようなイメージでしたが、大間違い!
こんなに細かなものだとは・・・
ちなみに、大工さんによって、墨付けした線の上を加工する人や、墨の線を残して加工する人など、その人によって違うそうです。
それで、何人かで仕事をすると、家一軒が完成するとき1分(3ミリ)ほどずれが生じるそうです。
それを、建てている途中で、都合をつけて「逃がす」(収める)ということを教えてもらった時は本当にビックリしました!
それくらいいいんじゃないの!?と思ってしまうけど、「やっぱそれだけズレとけば、分かるもんな~」。凄いです。
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さて、柱にほぞ穴があいたら、もう最後です。
あの柱と手すりをつなぐ部材をまず打ち込みます。
ホゾとほぞ穴は、「ちょうど良か」固さに加工できていました!
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今度はそれに、手すりを打ち込んでいきます!
上と下との2か所を交互に、「はよせんば(早くしないと)、糊が乾くぞ~」とはっぱをかけられ焦りながら(笑)、かなりの強さでガンガン打ち込んでいきました。
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遂に完成です~

色白のヒノキでなかなかきれいです。
でも、面白いくらい目立たなくて、それくらい水俣エコハウスに馴染むものが出来たのが嬉しいことでした。
まさかこんな長いご報告をすることになるとは、「水俣エコハウスには、手作りのものがいい!」と言ったときには思いもせず。
でも、「ほんなら自分で作るや!」と応じてくださった棟梁の一声で、本当に貴重な経験を頂きました。
そして、ほんのわずかでも自分でやってみたことで、水俣エコハウスという、職人さんたちによって造られたものを見る目が改まったことは、思いがけない収穫でした。
話しを聞くだけではわからない世界に少しでも近づき、それを来館者の方々のご案内時に、少しでもお伝えできたらなぁと思います^^


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