« 本年もよろしくお願いいたします! | トップページ | 障子の張り替えってどうするの!?(2日目) »

2018年1月21日 (日)

障子の張り替えってどうするの!?(1日目)

皆さん、障子の張り替えをしたことはありますか?
年配の方に聞くと、「子どもの頃には毎年家でやっとったよ」「紙を剥いだ後は裏の川で洗いよった」とか話してくださいますが、若い方ほど経験のない人も多くなっているようです。

障子のように、身近だけどどうしたらいいか意外と知らない家の手入れを、エコハウスを利用して一般の方に体験してもらいたい。

その機会を提供をできるよう、まずは自分たちが専門の方に教えていただくことになりました!

Cimg3541_2

The 障子の張り替え講習会!

水俣エコハウスの障子は、地元の手漉き和紙を使っています。

建築から八年が経ち、障子紙の色も随分変わりました。補修の跡やシミが多い一部を、講師に教えていただきながら2日かけて張り替えましたよヽ(´▽`)/

Cimg3543

教えてくださったのは、地元の渕上畳店の渕上さんです。

障子や襖の張り替えも専門でされており、一つ一つの工程をとても丁寧に教えてくださいました。

なーにも考えずにやってた戸を外すのだって、確認するポイントがあるとは!

Cimg3547

外した障子を担いでやってきたのは…外!?

今回、障子紙をはがして木の部分(組子)をきれいにするのに、昔ながらの水で洗うやり方も教えてもらうことにしたのです。

Cimg3550

まずは刷毛を使って、糊が付いている組子を水で濡らしていきます。

Cimg3564_2

それから紙をはがしていくと、こんなふうにぴら~っときれいに外れる!

Cimg3560

障子紙を漉いていただいた浮浪雲工房さんに来ている外国の方も挑戦!

「おもしろいな~」

組子に残った紙の繊維や糊は、ヘラでこそぎ落としてきれいにします^^

Cimg3575

次に、水をかけながらタオルなどで汚れや糊や紙の残りをきれいに洗い落します。

室内で行う場合は、濡れふきんでしっかり拭き取れば大丈夫です。

洗うとさっぱりきれいになって気持ちがいい~♪

Cimg3576

水で濡らした場合はそのまま乾かすと木材が反ったりするので、最後に水気をしっかり拭き取ります。

前半の作業は終了!翌日まで室内に立てかけて乾かしておきましょ~

(洗わないやり方だと、その日に貼る作業まで可能です)

Cimg3587

薪ストーブで暖かい室内に戻り、テーブルを囲んで始まったのは・・・

「障子の歴史」のレクチャーです(*゚▽゚)ノ

障子の成立には、日本人が室内空間をいかに造り用いてきたかの歴史が現れていることを知りました。

平安時代の貴族たちは、板張りに一部畳を敷き、屏風で囲って「場」を造っていた。

室町時代になり、床は一面畳敷きとなって、襖の登場。これで「部屋」ができましたね。

それから、板戸や襖にはない明かりを取り込む間仕切りとして、障子が登場!

はるか下って2018年の私たちがいる水俣エコハウスを見回してみると・・・

意外に変わっていない部分も多いと思いませんか!?

どんな風に、何を大切にして生活の空間は造られてきたのか?

家を構成している1つ1つの歴史を知ると見えてくるものがあるのだな~と、

すっかり面白くなって聞かせていただきました。

さあ、次の日はいよいよ障子を張る作業です!!

|

« 本年もよろしくお願いいたします! | トップページ | 障子の張り替えってどうするの!?(2日目) »

和紙」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 障子の張り替えってどうするの!?(1日目):

« 本年もよろしくお願いいたします! | トップページ | 障子の張り替えってどうするの!?(2日目) »