2019年8月
2019年8月30日 (金)
2019年8月25日 (日)
夏の思い出
もうすぐ終わる夏を歌いあげる蝉の声
水俣エコハウスの夏は今年も賑やかでした
近所のおじちゃんが捕って来てくれたカブトとクワガタは少年たちに一番人気
畑でつかまえたタマムシはきらきらの羽色
この辺りではヤマコブと呼ばれている蜘蛛
今年はやたら多くて管理人は何度も巣にかかってしまいました
もちろん作物も元気でした
これはもちきび
懐かしい味です
ゴマの花も次々咲いて実をつけます
今年はイチジクが豊作
めっちゃおいしい
夏休みは遠くから来られるお客さんも多く
「涼しいですね~」とゆっくりしていっていただきました
こちらは明治学院大学の学生さんたち
研修で来て下さいました
もちろん夏休みとあって子どもたちも
本を読んだり水鉄砲で盛り上がったり
ある日ちょっとうっかりしていたら 2階の窓からお客さんが!
慌てて剪定
みなさん、楽しい夏をありがとう💛
2019年8月20日 (火)
土壁塗り体験・泥だんご作りの報告です
7月27日(土)の晴れた日の朝。
皆でいっせいに土を塗りたくる土壁塗り体験と、
その土壁と同素材のボールを白・赤・青・黄の漆喰で仕上げた、
滑らかでぴかぴかに光る泥だんご制作。
左官さんのご指導のもと、土壁や漆喰に触れるこのような催しを、
先月27日に水俣市こどもセンターで行ないました。
エコハウスでも馴染深い土壁・漆喰に直接触れて体感できる機会でした。
また、今回の会場でもある子どもセンターも漆喰壁が使われています。
***
当日の様子・・・
まずは土壁塗り。
竹の編まれた土台に、藁スサがよく混ぜられた土を塗っていきます。
左官さんで今回の講師をしていただいた(有)溝口工業さんに、
これから塗っていく土壁についてのお話を聞かせていただきました。
保護者も含め参加者全員が、講師の説明に集中していました。
それから、足でベタベタ!土を踏みやわらかくします。
ボールくらいの大きさを握り、えつり壁(土台)につけていきます!
最後の仕上げに、左官さんが土壁を塗る様子を皆で見学させていただきました。
ざらざらの面を着々と滑らかにする、ずっと見ていられそうな腕前と、
短い時間で完成したその美しい仕上がりに客席からの拍手が起こりました。
土壁についての質問も出たり、少しお話をしてから室内に移動していきます。
部屋に戻り、休憩を終えたあと、これから作る泥だんごの説明を受けます。
上の写真からでは見づらいですが、泥だんごの断面について話しています。
中身は先ほどの土壁と同じ藁スサが仕込んである泥。
そして上に2層の漆喰(中塗りと、色つきの上塗り)が塗られています。
漆喰について知った後、1人1つのボールに漆喰を塗っていきます。
最後に塗る、「のろ」と呼ばれる上塗りの漆喰は塗りムラも出やすく、
固まりやすいので難しいですが、皆さん静かに集中して取り組んでくれました。
全体が馴染んで来たら、コップの縁を使って磨いていきます。
完全に乾く前の漆喰は、磨けば磨くほど光を反射する性質を持っています。
気付けば保護者もスタッフも夢中になって磨いていました。
漆喰を使った、作る人によって表情が全く異なる泥だんごは、
土壁や漆喰を学ぶ教材としても優れています。
泥だんご作りはご連絡いただければエコハウスで体験できます。
またエコハウスを見に来られたほとんどの方は、見学後
ゆっくりお話してくださったり、
部屋の中にいると落ち着くと言ってもらえます。
今回の土壁塗りで体験したような、泥に一度でも触れると誰でも夢中になる
土の魅力や親しみが土壁にあるのだと思います。
ぜひエコハウスに見学にもいらしてください。
最近のコメント