2021年6月
2021年6月25日 (金)
2021年6月 6日 (日)
梅雨前の薪ストーブ掃除
年に一回、薪ストーブは時期を終えたらしっかり掃除します。
水俣エコハウスの見学で来られた方とお話していると、
うちでも薪ストーブを使用しています、と聞くことが随分多い。
しかし手入れがなかなか難しいですね~という話題もよく出てきます。
また、薪ストーブに興味を持っている層はとても多く見られるのですが、
なかなか手が出せないのは掃除、費用、薪の手配などが理由に挙がります。
掃除・手入れについては2,3人いれば十分で、ここの薪ストーブの大きさだと
午前中いっぱいで終わりました。
今回の薪ストーブ掃除風景を紹介します。
いつもは参加者を募り、シーズン後のメンテナンス体験会として行いますが、
今回は管理人と関係者で3名。規模を縮小して取りかかりました。
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始める前に道具等を揃えます。
道具:煙突ブラシ、ワイヤーブラシ、集塵(しゅうじん)機、
軍手、雑巾、塗装油、ストーブポリッシュ(補修磨き剤)
まずは煙突掃除。中のすすを落とす作業です。
この時使う煙突ブラシは専用のものを使うと、すすがスムーズに
袋の中に溜まるので便利でした。
天板の上に乗って煙突の筒を取り外します。すすが落ちないように
筒をゆっくり外して下の人に受け取ってもらいます。
そして袋が装着された煙突用のブラシで上の煙突のすすを落とします。
外した煙突の筒のすすもあとでブラシで落とします。
煙突掃除を終えたらストーブ内部と天板の裏の掃除です。
天板を外すとサビや溜まっていた灰が見えます。
これをブラシで落としたり、掃除機で吸ってきれいにします。
灰がどんどん出てくるので約一時間かかりました。
今回は扉のガスケットロープが外れていたので固定し直しました。
灰の吸出し、錆び落としを終えたら内部と天板の裏に油を塗ります。
掃除用で余っていたオリーブオイルを塗りました。
油をまんべんなく塗ったら天板を戻し、最後に外側を磨きます。
外側をワイヤーブラシで磨いて錆びも落とし、雑巾で拭き上げます。
それからストーブポリッシュを新しい雑巾でむらなく塗って磨きます。
これで終了。今年の冬も安心して使えます。
最初は大変なイメージを持っていた薪ストーブ掃除ですが、
工程は単純な内容で苦にはなりませんでした。
スムーズに作業するなら最低二人はほしい作業です。
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