障子の張り替えってどうするの!?(2日目)
障子の張り替え講習会の2日目です!
今回、障子のサイズに合わせて紙を切ってから貼る方法と、貼ってから周りの余分な紙を切り落とす方法を教えてもらいました^^
(その前に、和紙の表裏を1枚ずつ手触りで判断するのが意外に難しくて、時間がかかりました(^-^;
紙の表を室内側にする貼り方が一般的だそうです。)
まずは糊付けですね!
糊は一昔前はご飯粒を練って作っていたというお話をよく聞きますが、でんぷん系の専用糊を使われていました。
糊の選び方で、紙がはがれにくかったり、木を傷めたりするそうです。
さあ、紙を貼ります!
上端を起点に、上の辺ををまず貼ってから、
内側から外に向かって、手で空気を抜くように組子の上を抑えていきます。
手が一番の道具だそうです!
糊がはみ出しても、こうして拭き取っていけば大丈夫(*^-^)
1人ずつ交代で挑戦!
みんなの視線が背中に痛いな~(笑)
これ、人によってとっても慎重だったり迷いがなかったり、性格が現れて面白かったです(笑)
2人以上でやれるならこっちの方が簡単と、寝かせてやる方法も教えていただきました。
確かに、二人でやると作業しやすいし、早い!
だんだん手馴れてきて、糊を付ける2人との4人がかりで、いけいけどんどん┗(^o^ )┓三
最初はあんなにこわごわだったのに(笑)
紙の余分な部分を良く切れるカッターで切り落として(大きな定規がとっても便利でした♪)、
完成です!!
じゃじゃ~ん!
美しい~!!
真っ白とは異なるやわらかい風合いの和紙が、やわらかく光を通します。
空間ぜんたいが生まれ変わったよう! (写真ではうまく現れないのが残念です)
それに真新しい障子は、やっぱり気持ちがいい~(≧∇≦)/
こちらもご覧ください!
今回の張り替えでは、「遊び」も取り入れましたo(*^▽^*)o
これ、色紙の部分は糊で張り付けているのではなく、取り替え可能なんです!
茜や藍やクヌギなど植物で染められた和紙を、組子の1ますサイズにカットして、押し込むように入れているだけ
住んでいる人が気分や季節で取り替えられる「楽しみ=遊び」です♪
いや~、1枚入れるだけで印象が全然変わるので、これがいいかあれがいいか、止まらなくなってしましました(笑)
2日間の講習会を終え、障子の張り替えって単に家の手入れ(修繕)でないってことを実感しています。
空間が生まれ変わるし、気持ちまで新しく生まれ変わる感じ・・・
和紙だとそこにあたたかみややわらかさまで加わって、いい気持ち
来年度は皆さんと一緒に他の部分の張り替えを実現したいと思っておりますので、その際は是非ご参加くださいヽ(´▽`)/
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