和紙

2018年1月21日 (日)

障子の張り替えってどうするの!?(2日目)

障子の張り替え講習会の2日目です!

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今回、障子のサイズに合わせて紙を切ってから貼る方法と、貼ってから周りの余分な紙を切り落とす方法を教えてもらいました^^

(その前に、和紙の表裏を1枚ずつ手触りで判断するのが意外に難しくて、時間がかかりました(^-^;  

紙の表を室内側にする貼り方が一般的だそうです。)

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まずは糊付けですね!

糊は一昔前はご飯粒を練って作っていたというお話をよく聞きますが、でんぷん系の専用糊を使われていました。

糊の選び方で、紙がはがれにくかったり、木を傷めたりするそうです。

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さあ、紙を貼ります!

上端を起点に、上の辺ををまず貼ってから、

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内側から外に向かって、手で空気を抜くように組子の上を抑えていきます。

手が一番の道具だそうです!

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糊がはみ出しても、こうして拭き取っていけば大丈夫(*^-^)

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1人ずつ交代で挑戦!

みんなの視線が背中に痛いな~(笑)

これ、人によってとっても慎重だったり迷いがなかったり、性格が現れて面白かったです(笑)

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2人以上でやれるならこっちの方が簡単と、寝かせてやる方法も教えていただきました。

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確かに、二人でやると作業しやすいし、早い!

だんだん手馴れてきて、糊を付ける2人との4人がかりで、いけいけどんどん┗(^o^ )┓三

最初はあんなにこわごわだったのに(笑)

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紙の余分な部分を良く切れるカッターで切り落として(大きな定規がとっても便利でした♪)、

完成です!!

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じゃじゃ~ん!

美しい~!! 

真っ白とは異なるやわらかい風合いの和紙が、やわらかく光を通します。

空間ぜんたいが生まれ変わったよう! (写真ではうまく現れないのが残念です)

それに真新しい障子は、やっぱり気持ちがいい~(≧∇≦)/

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こちらもご覧ください!

今回の張り替えでは、「遊び」も取り入れましたo(*^▽^*)o

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これ、色紙の部分は糊で張り付けているのではなく、取り替え可能なんです!

茜や藍やクヌギなど植物で染められた和紙を、組子の1ますサイズにカットして、押し込むように入れているだけshine

住んでいる人が気分や季節で取り替えられる「楽しみ=遊び」です♪

いや~、1枚入れるだけで印象が全然変わるので、これがいいかあれがいいか、止まらなくなってしましました(笑)

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2日間の講習会を終え、障子の張り替えって単に家の手入れ(修繕)でないってことを実感しています。

空間が生まれ変わるし、気持ちまで新しく生まれ変わる感じ・・・

和紙だとそこにあたたかみややわらかさまで加わって、いい気持ちconfident

来年度は皆さんと一緒に他の部分の張り替えを実現したいと思っておりますので、その際は是非ご参加くださいヽ(´▽`)/


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障子の張り替えってどうするの!?(1日目)

皆さん、障子の張り替えをしたことはありますか?
年配の方に聞くと、「子どもの頃には毎年家でやっとったよ」「紙を剥いだ後は裏の川で洗いよった」とか話してくださいますが、若い方ほど経験のない人も多くなっているようです。

障子のように、身近だけどどうしたらいいか意外と知らない家の手入れを、エコハウスを利用して一般の方に体験してもらいたい。

その機会を提供をできるよう、まずは自分たちが専門の方に教えていただくことになりました!

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The 障子の張り替え講習会!

水俣エコハウスの障子は、地元の手漉き和紙を使っています。

建築から八年が経ち、障子紙の色も随分変わりました。補修の跡やシミが多い一部を、講師に教えていただきながら2日かけて張り替えましたよヽ(´▽`)/

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教えてくださったのは、地元の渕上畳店の渕上さんです。

障子や襖の張り替えも専門でされており、一つ一つの工程をとても丁寧に教えてくださいました。

なーにも考えずにやってた戸を外すのだって、確認するポイントがあるとは!

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外した障子を担いでやってきたのは…外!?

今回、障子紙をはがして木の部分(組子)をきれいにするのに、昔ながらの水で洗うやり方も教えてもらうことにしたのです。

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まずは刷毛を使って、糊が付いている組子を水で濡らしていきます。

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それから紙をはがしていくと、こんなふうにぴら~っときれいに外れる!

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障子紙を漉いていただいた浮浪雲工房さんに来ている外国の方も挑戦!

「おもしろいな~」

組子に残った紙の繊維や糊は、ヘラでこそぎ落としてきれいにします^^

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次に、水をかけながらタオルなどで汚れや糊や紙の残りをきれいに洗い落します。

室内で行う場合は、濡れふきんでしっかり拭き取れば大丈夫です。

洗うとさっぱりきれいになって気持ちがいい~♪

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水で濡らした場合はそのまま乾かすと木材が反ったりするので、最後に水気をしっかり拭き取ります。

前半の作業は終了!翌日まで室内に立てかけて乾かしておきましょ~

(洗わないやり方だと、その日に貼る作業まで可能です)

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薪ストーブで暖かい室内に戻り、テーブルを囲んで始まったのは・・・

「障子の歴史」のレクチャーです(*゚▽゚)ノ

障子の成立には、日本人が室内空間をいかに造り用いてきたかの歴史が現れていることを知りました。

平安時代の貴族たちは、板張りに一部畳を敷き、屏風で囲って「場」を造っていた。

室町時代になり、床は一面畳敷きとなって、襖の登場。これで「部屋」ができましたね。

それから、板戸や襖にはない明かりを取り込む間仕切りとして、障子が登場!

はるか下って2018年の私たちがいる水俣エコハウスを見回してみると・・・

意外に変わっていない部分も多いと思いませんか!?

どんな風に、何を大切にして生活の空間は造られてきたのか?

家を構成している1つ1つの歴史を知ると見えてくるものがあるのだな~と、

すっかり面白くなって聞かせていただきました。

さあ、次の日はいよいよ障子を張る作業です!!

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2017年2月18日 (土)

遊び心をくすぐる障子の補修

 
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あらら~ はたきの柄がズボッ!
 
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こちらは虫食いの小さな穴。
障子の穴が目立つようになってきたので、数えてみると小さなものまで全部で35ヶ所も!(笑)
冬の手があく季節は、こういう家の手入れにぴったりです。
 
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これを使います!
去年障子の補修をした時に、今年用に作っておいたものです。
 
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押し花ならぬ「押し葉」もなかなか素敵でしょう♪
 
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切り絵もしました。
 
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穴と無心に対峙していると(!?)、アイデアがぽっと浮かんだりして、だんだん楽しくなっていきます!
 
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今の季節、ビオラなどの可愛らしい花が咲いているので、採ってきて、押し花作りもしました。
そのまま補修に使えるように、和紙に直接貼り付くように作ってみましたよ。
ん?押し花がそんなすぐできるのかって?
 
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出来ました!(笑)
ここは文明の利器、電子レンジを使います^^;
おかげで色鮮やかな押し花ができるんです。
 
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かわいいでしょ~♪
「障子の補修」というと、なんだか面倒だなという感じがするかもしれませんが、
こうして遊びながら、きれいなもの、かわいいものに触れてやっていると、次はこうしよう、ああしようと、ほんとにどんどん楽しくなっていきました!
 
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3日かかって、全部の穴をプチ飾りに変身させました(笑)
楽しみながらできる、こういう家の手入れこそ、皆さんと一緒にやりたいなと思いました。
来年の冬には是非そういう機会を設けたいと思います。
それまでに、穴をたくさんあけておかんと~(笑)
 

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2016年7月20日 (水)

穴があくほど親しくなれる!?

 
あら、
 
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あら、あら、
 
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あらららら・・・
 
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よく破れていますね~
 
虫食いの小さな穴から、はたき掃除でできた穴、自分の足が当たってしまっても破れ、
補修した部分もまた剥がれ・・・
 
気付けば結構穴があいている水俣エコハウスの障子たち(笑)
 
 
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初めの頃は「障子の補修??どうやってするの?」となかなか手を出せなかった管理人も、
 
「あ゛~穴あけちゃった~(;;)」の叫びのあとの、「直しとこ~」が軽く出て、すぐ直しに動いている(笑)
 
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そして、補修の仕方も、だんだん大胆に。
 
遊びながら、楽しみながら・・・
 
 
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押し花(葉)が大活躍です。
 
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この破れ方に合う模様は??と考えるのも、1つの楽しみかも^^
 
びしっと破れなく貼られた障子も美しく、背中が正されますが、
 
だんだん住む人の手が入り、家と住み手との距離が近づいて、
 
なんだか親しくなっていく感じが、
 
(モデル住宅のエコハウスといえど、)ずっといるとしてくるものですね〇
 

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2015年12月26日 (土)

障子の補修に挑戦

以前、障子にあいた小さな穴を、ご飯粒で糊を作り補修した記事をご紹介しました。

障子を開け閉めするときに現れるかわいい模様に、ほっこり◎

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しか~し、今回はなかなかのツワモノ!!

豪快に破れています(苦笑)

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これは布施では無理ですね;;

建具屋さんにお聞きすると、破れがある桟の間を四角く切り取って、貼り直したらいいとのこと。

障子はりなどあまり経験のない管理人たち。

子どもの頃に小麦粉を鍋で溶いて糊を作り、障子はりをしていた遠い記憶を呼び戻し・・・

挑戦してみました。

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桟を傷つけることなく、きれいにはがすことができ、ほっ。

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今回は市販のでんぷん糊を水で溶いて使いました。

割とゆるめでいいと言われたけれど、それがどれくらいのものなのか、、

経験が必要なところですね。

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あら、完成してる!?

和紙を貼るのに夢中で、途中をすっかり写真に収めていませんでした!

実は、貼った当初は、紙が全然張らずにやわやわでぶわぶわ・・・

ど~しよ~と思っていましたが、

以前指し物師さんと和紙を一緒に貼った時、最後に霧吹きした(霧吹きしたのが乾いたら、ぱん!と張った)のを思い出し、

やってみました。

びしょびしょになるくらい濡らしたのですが、乾いてぱんと張った障子に二人で感動!

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水俣エコハウスは、住まう人が手入れしながら長く住み続けることができる家。

とはいえ、生活環境が大きく変わった昨今、手入といっても初めてのことが多い世代の管理人たち、

ここ水俣エコハウスで大事な経験をさせてもらっているなあと思います。

それを皆さんにも共有し体験していただける場になれば、と思います。

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2015年10月 6日 (火)

障子の補修 つづき

先日の補修はこのような感じに仕上がりました。

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そして本日は補修に使用する糊を作るところからスタートです。

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板を見つけてきてその上でご飯をスリスリ?ゴリゴリ?

少し粘度が高いような気がしますが正解が分からない・・・

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いろんな切り絵を作り貼ってみました。

ウサギ。

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葉っぱ。
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えっ!これは?
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エコハウスに来館されたらどこに貼ってあるか探してみてください。

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2015年9月24日 (木)

障子の補修

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大きく空いた穴。普通は張り替えるのでしょうが、エコハウスの障子は手漉き和紙。

そう簡単には張り替えられません。

そこでこれ以上広がらないように補修をしていきます。

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庭からモミジをとって来てハサミで和紙をチョキチョキ。

完成は後日。

お楽しみに。。。

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2013年7月28日 (日)

障子の修繕 - 2ヶ月ぶり2回目

シリーズ化するつもりはなかったのですが…。
今回ばかりは盛大に破けてしまいましたので、
以前いただいた2色の和紙を使用して修繕を試みました。

今回の修繕対象はこちら…うーん、子どもがやったことはしょうがないです。
管理人の監督不行き届きの結果です。

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まずは前回と同様に型紙から作ります。
デザインはネットで適当に見つけ、印刷してカッターとハサミでチョキチョキ…。

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和紙の上に型紙を置き、鉛筆でなぞった後はハサミとカッターで調整します。
範囲が広いため、何パターンか模様を作って仮置きしてみます。

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剥がれてしまった和紙をでんぷん糊で貼り合わせ、
今回作った和紙の模様を貼っていきます。

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すみません、手を抜きすぎたせいで完全に失敗しました…:(;゙゚'ω゚'):

前回までは裏表の両面に貼っていましたが
今回はちょっと手を抜いて片面だけにしてみたところ…とても微妙な仕上がりに…。
そして思った以上にデザインを間違えてしまったようで何の花か分からず。
時間があいたときに再度何とかしようかと思いますsweat01

ちなみにこの花、何だと思いますか?
管理人Kにこっそり回答を教えてくださると正解をこっそり教えます|д゚)shine

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2013年7月24日 (水)

くまモン手漉き和紙

竹の器づくりの際に羽釜をお借りしていたので、
返却をしにはぐれ雲工房の金刺さんのところへお邪魔しました。

そこで見せていただいたのがコチラ!くまモンの手漉き和紙(試作品)ですshine

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左のメッシュ素材の上にシリコンでくまモンの縁取りを行い、
その上から紙漉きを行って乾燥させたものが右側になります。
透かしてみると、くっきりくまモンの柄が浮かびあがっています!

今や熊本ではくまモン関連のグッズが数多く登場していますが
手漉き和紙とのコラボはどのグッズにもない「味」が出ていてとても良いですね♪
くまモン好きの私としては今の状態でも欲しいくらいです…(笑)


実ははぐれ雲工房の和紙を使用したイベントを冬に行う予定なのですが
今日のくまモン手漉き和紙を見て、アイディアをいろいろと妄想しております。
(水俣エコハウスの外観を模った和紙というのも面白そうだなぁetc…)

11月には正式にお知らせしますのでそれまでしっかりとアイディアを固めておきます!

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2013年5月10日 (金)

障子の修繕

実はエコハウスで使われている障子は
水俣にある「はぐれ雲工房」で作られた手漉き和紙になります。

先週遊びにきた子どもが障子を破いてしまったため、
点検を含めて確認したところ他にも手であけたような破れが3ヶ所。
そして木枠が歪んで柱に擦れて破れている部分が2ヶ所。

管理人での修繕を試みるため、昨日相談したところ…。
早速はぐれ雲工房の金刺さんが和紙を持ってきてくださいました!
「どうせ目立つから色つきで」とのご配慮…ありがたや♪

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しかし手漉き和紙なので失敗は許されない…ッ!(お値段的にも)

…ということで、まずは型紙から作ることにしました。
ネットで適当な画像を拝借し紙に印刷、ハサミとカッターで切り出します。

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あとは和紙の上に型紙を置き、鉛筆でなぞった後は
和紙を2枚重ねてハサミとカッターを駆使して切り出していきます。
切った2枚の和紙はでんぷん糊で破れた部分に両面貼って終了です。


まずは桜!
花びらも作ってみましたが配置がしっくりいかず、結局使用しませんでした。

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アラヤダ!意外とカワイイ!(*´∀`)

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続いてはモミジ!
緑の和紙を使いたかったため紅葉前のモミジをイメージしてみました。

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遠くから見ると本物の押し葉のよう…!

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最後は梅の花です。

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実は貼った場所付近が破れているのに気付かなかったため
苦し紛れの策で梅の葉を足してみました…が、梅らしくなくなってきましたsweat01
でも梅の花自体は作った本人もビックリなくらい良くできました!∠( ゚д゚)/

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木枠が歪んで擦れて破れてしまっている部分の修繕は現在検討中です。
金刺さん、何卒よろしくお願いしますshine

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