エコな食

2017年1月25日 (水)

「優しい納豆」出来ました!

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先日、お味噌用の大豆を薪ストーブで煮ることができるかどうか試してみました。
結果は…食べるには美味しいけれど、丸二日かけても、親指と薬指で簡単に潰せるやわらかさにするのは無理と判明(^-^;
 
この茹でた大豆たちはどうしよう???
 
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納豆にしてみよう!
大豆500gに対して、なんと市販の納豆1パックを混ぜて保温するだけ、というとっても簡単な作り方を教えてもらっていたので丁度いい機会です。
 
まぜまぜ♪
 
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容器に入れて、
 
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湯たんぽ方式でタオルで包み込み、さらに発砲スチロールの箱に入れて保温してみることに。
 
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わが子のように大事に(笑)
40℃以上70℃未満を8時間キープするということ。
それにしてもこんな簡単に、大豆を何倍にも増やしてしまえるのか!?
そんなお得なことってあっていいのかしら(笑)
さて、一晩開けて取り出してみると・・・
うん、におうぞ、臭うぞ!
 
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市販の物のような強いねばねばはありませんが、混ぜると糸を引き、「優しい納豆」という感じです!
 
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大豆はご近所の方の安心の手作りのものなので豆自体が美味しく、いくらでも食べてしまいそう。
もう少しねばねばになるものなのか分からないので、教えてくれた方に聞いてみたいと思います^^
納豆もお味噌も身体にいい日本の伝統食品。
気軽に自分で作って楽しんで食べていると、心も体もますます元気になりそうです〇

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2017年1月22日 (日)

お味噌が出来た!!

10月14日に初めて挑戦して仕込んだお味噌。
表面に出たカビを取ったりと月に1度お手入れをしながら、待ってい3か月!
もういいかなと、今日見てみました。
 
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じゃじゃ~ん!
おお、美しい!これは見るからにお味噌ではないか!(笑)
右の白っぽいのが米麹で作ったもの、左は麦麹です。
3ヶ月前、その麹の色の違いに驚いたものですが、出来上がりの色も全然違います。
 
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早速食べてみると、うん、美味しい!
米味噌の方が色も上品ですが、麦味噌の方が田舎もんという感じで甘みも強く、私はこっちが好みかな~
これから熟成を重ねると、また美味しくなっていくそうなので、その違いも楽しみながら使っていきたいと思います。
 
土曜日には、水俣の緒方こうじ屋さんにゲストで来ていただき、味噌作りの体験会を行うので、参加者に3ヶ月後の状態をお見せできそうでほっと一安心^^
 
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お昼に畑のレタスをちぎって、出来立てお味噌を付けて頂こうっと♪
 
こんなに手軽にお味噌ができるなんて、びっくりです。
やっぱり実際のやり方も、その楽しみも感動も、何でもやってみないと本当には味わえないんだなぁ。
水俣エコハウスがその一歩へのきっかけの場になれるように、と思います。
 

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2016年11月19日 (土)

味噌作りに挑戦!

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おやや??
甘いいい香りがエコハウスに漂います。
このふわふわと雪のような繭のようなものは何でしょう??
・・・答えは、米麹(こめこうじ)です^^
 
住まいは暮らし方とひとつ。
「味噌部屋」という貯蔵庫もある水俣エコハウス、味噌作りに挑戦しました!
 
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麹を購入した水俣の「緒方こうじ屋」さんに教えていただいた割合、
「大豆750g、天然塩500g、麹2.5㎏」でやってみましたよ。
緒方さんは、今は珍しい木の室(むろ)で麹を育てておられるこの道の3代目。
お話しを聞いていると麹にかける熱いおもいが伝わってくる、まさに「職人」さんです。
 
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一晩水に浸けて膨らんだ大豆を圧力鍋で柔らかくなるまで湯がきました。
 
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大豆が熱いうちに手で潰していきます。
これがなかなか気持ちがいい!
 
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よいしょ、よいしょ。
ビニール袋に入れて潰してみました。
 
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催しで味噌作り体験をしたいと考えているので、あの手、この手、どんな方法がやりやすいか試しながら、楽しみながら^^
 
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ほぐした米麹に塩を加え、よく混ぜ合わせ、
 
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潰した大豆を投入!
粘土くらいにしっとりなじませるということなのですが・・・二人がかりで混ぜ込んでもボロボロするばかりで、ぜんぜんまとまってくれません(゚ー゚;!
焦り心配になっていく二人・・・
 
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どうも大豆の茹で方が足りなかったようなのです。
先の写真で、親指と人差し指で大豆を潰して硬さを確認していますが、実はこれ、親指と薬指、もしくは小指で確かめるそう!
それくらい柔らかくするということ。
やりながら、硬すぎたんだなと感じはしていたけれど、時すでに遅し!
 
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緒方さんに電話でアドバイスしていただき、さ湯を加えて(多分普通よりかなり加えて)なんとかまとめました^^;
ちなみに、大豆のゆで汁を加える文化は関東の方のもので、味噌に色をつける意味があるそうです。
東西や各地域でそれぞれのやり方が出来上がっていったわけを知るのも面白そう。
 
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もうこれでよか!と半ば投げ出し(笑)、丸めて容器に投げ込んで詰めていきました。
投げ込むのは、決してストレス発散のためでなく、空気を抜くため。
表面に薄く塩を振ってビニールで覆い、重石をして、完成です!!
 
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ちなみにこちらは麦麹さんです。
米麹、麦麹両方やってみたんです。
初めての体験で、量も多くうまくまとまらなかったこともあり、へとへとの二人(笑)
でも、毎日のように使い食べながら、一度も作ったことのなかったお味噌。
「家」も「食べ物」でも、絶対必需品の身近なもののことを実はよく知らない、作れない、
そんな現代で、いい香りを漂わせ、よいしょよいしょと手作りに挑戦することは、やっぱりいろんな気づきと感動を生んでくれます。
小さなことを、小さな足もとで、楽しんでいきたいものです^^
3か月後の報告をお待ちくださいヽ(´▽`)/
 
 
 
 

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2016年9月29日 (木)

あ~バジルのいい香り

春にトマトを植えるときに、一緒にバジルを植えると病害虫が抑えられると聞いて、トマトの畝にバジルの種を撒きました。

(よい影響が出る植物の組み合わせをコンパニオンプランツ(共栄植物)というそう)

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どんどん栄え、お昼にちょっと採ってはキュウリやトマトとサラダにして頂いたり。

そのたびにバジルのいい香りがエコハウスに流れる夏でした。

たくさんなっているのをこのまま終わらせるのはもったいない!

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保存方法はいろいろあるようですが、シンプルに乾燥バジルにしてみることに。

洗って葉っぱだけを乾かします。

濡れ縁はこういう光景が絵になるな~ 畑の奥に茂っているのは落花生ですよ^^

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ここで水俣エコハウスらしからぬ電子レンジの登場です(^-^;

自然乾燥だけではどうしても黒くなってカビが生えやすいので、ここは文明の利器を・・・

チン!! はい、からからです(笑)

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手で揉むとくしゃくしゃに。

すり鉢で細かく砕き、きれいな緑色の乾燥バジルが出来ました!

薪ストーブをつける季節がくると、ピザを作ったりするので、そのとき使おうと楽しみです^^

畑でなったものにさらにひと手間かけると、頂き方と楽しみの幅がぐっと広がりますねえ。

今年はきくらげや空豆、唐辛子などが干してとってあり、使われるのを待機中です◎

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2016年5月29日 (日)

地元のこうじ屋さんの麹で・・・

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見て下さい、このふわふわ白く、美しく育った麹。
 
地元のこうじ屋さんを初めて訪ねた管理人、
麹やお味噌のこと、お店を構えている地域の移り変わりの様子など、いろいろ興味深いお話を聞かせていただきました。
水俣エコハウスで、「暮らしの教室」的な催しを開きたい(保存食作りとか)、
それには何がいいかなぁと思案中。
購入した麹を使って、試しに甘酒を作ってみましたよ。
 
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作り方を本で見ても保温器が必要で、炊飯器を持たない管理人は諦めていたのですが、
「そんなものいらないよ!」と教えていただき、びっくり!
 
 
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ここだけ気をつけて、と言われたのは、よくほぐした麹に混ぜるお湯の温度です。
60℃。
普段ずぼらな私もここはきちんと測りました(笑)
 
 
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やわらかめに炊いたモチ米を、温度が一気に上がらないように少しずつ混ぜていきます。
そしてこれで終了なんです!
あとは軽く蓋をして、一晩置いておくだけ。
そうすると翌日には甘くて美味しい甘酒ができたのでした。
 
 
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なんて簡単!それでこんなに美味しい甘酒ができるとは!
早く教えてもらっとけばよかった・・・(^^;
 
 
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麹と塩と水を混ぜて、塩麹も仕込んでみました。
こちらも1日1回、5日間くらい混ぜるだけ。
 
昔は山に麹の菌をとりに行っていたそうです。
それだと味噌にしたときにうまくできたり、できなかったり。
今では純粋培養で菌を専門につくる所があるそうです。
 
水俣出身の徳富蘇峰のお母さんは、麹作りが上手で地域の人達に作ってあげていたとか。
「地域に一人は、~名人がおって、お互いあげたりもらったり、そんなふうな暮らしがあったとだもんねえ。
時間も本当にゆっくり流れていた。
そんな時間を見直したい、取り戻したい」
 
お仕事が一段落した午後の時間、美味しいコーヒーを入れて、お話に付き合ってくださるご主人。
「足るを知る」水俣エコハウスの在り方にも通じる、ほっとするひと時でした。
暮らしの知恵や技を地元の方に教えてもらうような、大げさでない場を設けていけたらなぁというのが目標です(^^)
 
 

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2016年1月20日 (水)

切干大根できました!

13日に畑からとって切干用に刻んだ大根。

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天気が悪かったので、2、3日薪ストーブの周りで乾燥。

16日は久しぶりの快晴、

お日さまの下ですっかり縮んで、甘いいい香りです。

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次の日には、ちりちりに乾き、完成!

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これだけになってしまいました!

大根のうまみが凝縮され、美味しい料理ができそうです○

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2016年1月15日 (金)

切干大根

やっと冬らしい寒さがやってきました。

あ~やっぱり冬はこの寒さだ!と、いつもはイヤになってしまう冷たい風や空模様に、

季節がちゃんとあることを感謝するここ数日です。

今年の暖冬で、干し柿や漬物用の大根が傷んでしまったという話しをよく聞いていました。

温暖化による破壊は、その土地土地の風土や文化にまで及ぶということに、改めて気づかされます。

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さて、エコハウスの家庭菜園でも大根が育っていたので、

寒さ到来に合わせ、切干大根にしました。

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見て下さい、この見事な段々!(笑)

この順に、畑になっていたんですよ。

お肌がとても美しい皆さんです。

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スライサーでガシガシと千切り状に。

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またひとつ、私の好きな光景が生まれました。

手作りの暮らしは、そのまま風景になるところに惹かれます。

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お日様が射さないので、今日は乾燥の強いストーブ周りに置いています。

もうずいぶん縮んできましたよ。

季節の合間など、野菜が不足するときに重宝する干し野菜。

自然の恵みと人の知恵のコラボですね。

ちなみに・・・今日の昼食には・・・

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畑のほうれん草と、自家製のきくらげの炒め物で一品。

自家製!?

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焚き物ように置いてあった丸太から、

きくらげさんがぽこぽこと勝手に出てきてくれるのです(笑)

こちらも干しておくと、後で手軽に使えてありがたいですね。

水俣エコハウスでの恵みを余すことなく頂く管理人です(^¥^)






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2015年11月 3日 (火)

すり鉢ごりごり、バジルの香

水俣エコハウスの駐車場の花壇に、勝手に生えて大きく茂ったバジル。

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使わないともったいないと気になりながらそのままになっていました。

摘心もせず、花を沢山咲かせてしまいまた。

でも、これからでも遅くはない、収穫してバジルソース(ジュノベーゼ)を作ることに。

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室内は肌寒かったので、陽の当たるあったかいお縁で、葉っぱをとりとり…

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結構たっぷり採れました。

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フードプロセッサーなどはないので包丁でみじん切りにし、

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あとはすり鉢でごりごり。

オリーブオイルと塩、ニンニクも加えています。

エコハウス中にバジルの香りがいっぱいです。

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2月のイベントではピザ作りをする予定なので、その時に使えたらいいなと思っています。




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2015年9月25日 (金)

頑張るピーマンは…

秋分の日を過ぎ、日の長さがこれからもう短くなっていきますね。

水俣の田んぼでは収穫を前に稲穂が美しく実り、畑にも冬野菜の種が撒かれた畝が並んでいます。

エコハウスの畑も耕して、半分に大根、人参、カブの種を昨日撒きました。

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その端っこで、まだ頑張っているのは誰でしょう。
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夏のピーマン君、

まだ青々と茂って、小ぶりですが、実を沢山つかせています。

環境大学で残ったおにぎりがあったのでお弁当は持ってこず、ピーマンを最後のナスと炊いてお昼に頂きました。

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水俣の山手の米どころ、久木野のお米にエコハウスで漬けた梅干し、採れた野菜と、質素で贅沢なお昼ご飯を、竹で作ったマイ箸で、頂きます!

おいし~!の声が聞こえてきそうですが、このピーマン君、頑張っている反動か、なんともまあ苦い!

もう一人の管理人さんには食べさせられないなあと、残りは持って帰ることに…(笑)

これからまた秋、冬と、エコハウスの季節が巡ります。

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2015年8月16日 (日)

今日のお昼

畑では、たくさん頂いたキュウリやむじなにやられたトウモロコシは終わり、オクラやナス、梅雨には傷んでいた大玉トマトが少しずつ採れるようになっています。

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普段は管理人はお弁当ですが、せっかくの野菜達、今日はエコハウスの台所でお昼を作っていただくことにしました。

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水俣エコハウスのシステムキッチンはこんな感じです。

既成部分に合わせて大工さんの手作り、木がふんだんに使われています。

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来館者の方が「これは、いい!」と言われるのが、引き出しの底が網になっていること。

湿気がこもらずいいですよね○

さて、お腹が減ってきました、お昼のために花壇に行こう。

花壇?

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なぜか、花の横で植えていないバジルが立派に育っています!(笑)

コーンポスターの土を入れたので種が入っていたのでしょうか。

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オリーブオイル、すりつぶしたニンニク、塩コショウの中に、トマトの半分を刻み入れペースト状にし、そこに残りのトマト、火を通したナスやオクラ、採ってきバジルを入れて冷やし、

パスタとあえて、

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いただきます!

ちょっとパスタが多過ぎて美味しさがいまいち伝わりにくい見た目になってしまいましたが(^^;、

新鮮なバジルと野菜達が効いて、なかなか美味しかったですよ。

採れた野菜で何を作ろうかと考えるのも、一日を楽しくしてくれますね。

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